高血圧症とサプリメント

高血圧症の対策として食事の改善、生活の改善を行い、塩分に注意したり運動したとしても、なかなか効果が現れないという方は、サプリメントを試してみてはいかがでしょう。サプリメントなら不足している栄養を補うという観点から生活改善の一つの方法ともいえます。血圧を下げるために有効な成分はいくつかあります。高血圧症の対策にはミネラルバランスが重要と言われています。カルシウム2に対してマグネシウムを1の割合で摂取すると良いと言われています。これを毎日の食事だけで行うことは、なかなか難しいことです。加えて、同時にカリウムを摂取するとより効果的と言われています。このようにピンポイントのミネラルや栄養素だけを摂取するためにサプリメントはとても有効です。また最近テレビCMで良く聞くペプチドも血圧を下げる成分として効果が認められます。ビタミンCにも血圧を下げる効果があると言われており、ビタミンCを取ることは美容や健康促進にもなり、持病がある人にも大きく影響を与えません。これらのサプリメントをどれか一つだけ取るのではなく、バランスよく取ることが大切です。それぞれに効果がありますが、カルシウムとマグネシウム、カリウムなどは同時に摂取することでより効果を高めあいます。もちろん、食事でこれらのミネラルを取ることが最も理想ですが、足りない分を補うという意味でのサプリメント利用は十分効果が見込まれます。

高血圧の合併症

1) 脳出血と脳梗塞。脳出血は高血圧ともっとも関連するが、最近は降圧薬治療がうまく行われるようになったため、その頻度は減少してきている。一方、脳梗塞の頻度はむしろ増加し、その発症年齢も高齢化している。脳卒中の結果として片麻痺、失語症、認知症など寝たきりの原因となりやすい後遺症を残すため、社会的、経済的観点からも高血圧の予防はきわめて重要。
2)虚血性心疾患
心筋梗塞や狭心症などの冠動脈の硬化によって心筋への血流が阻害されることで、心筋障害をきたす疾患群.。高コレステロール血症、喫煙、糖尿病、肥満などの関与も大きい。最近は腹部内臓型肥満に合併した高血圧や高トリグリセライド血症、耐糖能異常などが冠動脈疾患のリスクであるとされ、メタボリック症候群として注目されている。

3)心肥大、心不全
高血圧が持続すると心臓の仕事量が増えて、心筋が肥大してくる。肥大した心筋はさらに高血圧の負荷によって拡張し、最終的には心不全に陥る。また肥大した心筋では冠動脈からの血流も減少するために、虚血に陥りやすく、不整脈、虚血性心疾患の大きなリスクとなる。
4)腎障害
腎臓の糸球体は細動脈の束になったものであり、高血圧によって傷害される。最終的には腎不全となり人工透析を受けなければならず、やはり社会的、経済的な負担は大きく、その進展予防は重要。
5)動脈瘤
胸部や腹部の大動脈の壁の一部が動脈硬化性変化によって薄くなり、膨隆した状態。内径が5cm以上になると破裂する可能性が高くなるので、手術適応となる。また血管壁の中膜が裂けて、裂け目に血流が入り込み、大血管が膨隆する状態を;解離性大動脈瘤 といい、生命を脅かす危険な状態である。
6)閉塞性動脈硬化症
主に下肢の動脈が、動脈硬化によって著しく狭小化するか、あるいは完全に閉塞した状態をいう。数十メートル歩くとふくらはぎが痛くなり、立ち止まると回復する場合には、この疾患を疑う。

なんか6番目が非常に当てはまるような・・

高血圧症とストレス

高血圧症を引き起こす原因は様々ですが、ストレスも大きな原因だと思います。
人はストレスを感じると交感神経の働きが活発になり、そのことが高血圧症を招くことになるのです。
高血圧症を予防するためには、ストレスをためないことが大切です。
ストレスは交感神経刺激します。
すると血小板機能が盛んになり、血液の粘性が高まります。これによって血管壁が強く刺激され動脈硬化を進行させてしまうのです。
このことが、ストレスが高血圧症の人にとって悪影響を及ぼすという事だと思います。
また交感神経が活発に働くと、神経伝達物質ノルアドレナリンが分泌され血圧を上昇させますし、腎臓からはレニンが分泌され、血圧を上昇させるレニン‐アンジオテンシン系というホルモンの分泌が促進され、血圧上昇に拍車がかかるのです。

高血圧症では塩分の摂取に気をつける必要があります。食塩感受性とは塩分の影響を受けやすい性質の事を言いますが、ストレスはこの食塩感受性を高めることがあるのです。
高血圧症を改善するためには、積極的に趣味や運動療法などに取り組み、ストレスを溜め込まないことが大切です。
またリラックスできる環境を作り、血圧を下げる副交感神経がよく働くように十分な睡眠も大切になってきます。

高血圧症の生活習慣改善

高血圧症の生活習慣改善

【生活習慣のワンポイント】
(1)減塩――1日の塩分摂取量は6グラム未満を目標にする。目安として、即席ラーメン1袋約7グラム、アジ干物1枚約1グラム、ちくわ1本約3グラム、カレーライス1皿約2.5グラム、ソース焼きそば1皿約3グラムなど。理想的な塩分摂取量は1日3.8グラム以下である。塩味ではなく、酢、ごまだれ、ニンニクの香りなどを活かす。

(2)食事――野菜・果物を摂取し、コレステロールなどの多い食品は控える。つまり、魚中心の食事になるので、味つけは塩分を抑える。

(3)減量――BMI(体重〈キログラム〉÷身長〈メートル〉の2乗)は25を目標にする。少し減量するだけでもかなり血圧は下げられる。

(4)運動――1日30分を目標にウオーキング。15分を2回に分けてもOK。少し汗ばむくらいのウオーキングが最適である。

(5)節酒――多量の飲酒は血圧を上げるので、酒量を抑える。男性ならばビール中ビン1本、女性はその半分である。

(6)禁煙――喫煙は動脈硬化を促進させることがわかっている。肺ガンを代表とするガンばかりではないので、この際、スパッと禁煙!

(7)その他――ストレスも血圧上昇に大きく関係するので、ストレス解消のために十分睡眠をとり、趣味を楽しもう。また、温度の差が大きいと血圧に関係するので、寒いところに出るときは、出る前に防寒。家の中は温度のバリアフリー化を!

やはり3番の減量が私には一番必要かもしれない・・

参考サイト

高血圧とメタボリックシンドローム

日本高血圧症学会の高血圧症治療ガイドラインでの新しい「高血圧症治療ガイドライン2009」では、
1.正常高値血圧でも条件によっては治療が必要になった。
 2.「心筋梗塞後患者」「脳血管障害患者」が加わり、診察室血圧のみならず家庭血圧の目標値も示された。
 3.高血圧症の軽症、中等症、重症の表記がI度、II度、III度に変更。
4.初診時の高血圧症管理計画では、中等リスク群での降圧薬治療は「1カ月後に」から「1カ月以内の指導に」となった。
5.第一選択の降圧薬から「α遮断薬」が消えた。
その中で注目は、メタボリックシンドロームも治療の条件となった、とあります。

糖尿病などの病気があると正常高値でも「高リスク」になり、直ちに降圧薬治療となるが、辛いのは「中等リスク」のケース。

正常高値とは正常血圧の範囲内で130~139/85~89mmHg。それでも「糖尿病以外の高齢、喫煙、脂質異常症、腹部肥満などの危険因子が 1~2あり、またメタボリックシンドロームがある」と、生活習慣の改善や危険因子を減らすための対応をしなければならない。

この場合のメタボは、「正常高値」と「腹部肥満(男性85センチ以上、女性90センチ以上)」が基本としてあり、これに「血糖値異常(糖尿病予備軍)」か「脂質代謝異常」のどちらかがある場合だ。正常高値で“指導”という治療が必要な中等リスク者を含めると、高血圧症患者は5500万人というから大変です。

その改善ポイントは、まさに生活習慣の見直しで、修正していくのが効果的です。